@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00009136, author = {前島, 澄子 and 保谷, 俊行 and 吉田, 佳子 and 畑中, 美紀 and 佐藤, 正幸 and 高橋, 秀史 and 松岡, 伸一 and 秦, 温信 and 服部, 淳夫}, journal = {札幌社会保険総合病院医誌 = Journal of Sapporo Social Insurance General Hospital (JSSIGH)}, month = {Dec}, note = {乳癌におけるエストロゲンレセプター(ER)の検出は、ホルモン療法の適応や予後推定因子として重要である。今回われわれは自験乳癌36例の捺印細胞診標本を用いてER染色を行い、現行のEIA法やパラフィン切片におけるER陽性率との相関性やその有用性について検討した。捺印標本では72.2%が、パラフィン切片では66。7%がER陽性と判定された。これはEIA法の陽性率58.3%を上回っており、同一症例におけるパラフィン切片と捺印標本の判定一致率は91.7%で、EIA法との判定一致率はともに86.1%であった。組織内でのER染色陽性細胞の分布は不均等であり、全症例にER染色陰性細胞の混在が認められた。腫瘍細胞そのものを対象とする免疫染色はERの検出にはきわめて有用で、捺印標本でも判定は比較的容易であった。今後ERの検出を穿刺吸引材料に応用すれば術前の治療方針の決定におおいに役立つものと思われる。}, pages = {34--37}, title = {乳癌捺印標本を用いたエストロゲンレセプター(ER)の検出}, volume = {10}, year = {2001} }