@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00008209, author = {扇谷, 陽子 and 相澤, 博 and 大川, 一美 and 藤田, 晃三}, journal = {札幌市衛生研究所年報 = Annual Report of Sapporo City Institute of Public Health}, month = {}, note = {リアルタイム定量PCR装置のABI PRISM 7000 Sequence Detection systemを用い厚生労働省通知の測定方法でラウンドアップ・レディ・大豆40-3-2系統(RoundUp ReadyTM Soybean, 以下RRSと略)の含有率の測定を行う際の当所における定量限界を把握する目的で、標準プラスミド及びRRS含有大豆粉末を用いて作物由来及び組換え体由来部位のリアルタイム定量PCRを行った。標準プラスミド溶液及び調整試料を用い、通知の方法で作物由来及び組換え体由来DNAのリアルタイム定量PCRを行った結果、62.5コピー相当以上での併行精度(Repeatability Relati ve Standard Deviation,RSDr)が25%以下であった。RRSをおよそ0.1〜5.0%含有する大豆粉末から抽出したDNA 50ng(n=2)を用い、通知による方法で定量した結果、組換え体由来のコピー数が63以上であったのは、0.5%以上含有している場合であった。抽出DNAでの測定内の変動を調べるため、0.5%及び5.0%RRS含有大豆DNAを同時に定量(n=12)した結果、作物由来と組換え体由来DNAのコピー数の相対標準偏差(Relative Standard Deviation、以下RSDと略)は、0.5%RRS含有大豆DNAは4.1%と10.5%、5.0%RRS含有大豆DNAは7.3%と7.6%であった。測定間の変動を調べるため、0.5〜5.0%RRS含有大豆DNAを3重測定の平均値を測定値とし3回繰り返し測定した結果、作物由来及び組換え体由来DNAのコピー数と含有率のRSDは全て25.0%以下であった。以上の結果により、十分均一化された試料においてRRS含有率0.5%まで測定可能と判断された。}, pages = {41--47}, title = {ラウンドアップ・レディ・大豆の定量PCRによる含有率測定 : 定量限界の検討}, volume = {31}, year = {2004} }