@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00008206, author = {惠花, 孝昭 and 立野, 英嗣 and 五十嵐, 正次 and 中村, 孝臣 and 藤田, 晃三}, journal = {札幌市衛生研究所年報 = Annual Report of Sapporo City Institute of Public Health}, month = {}, note = {全国環境研協議会北海道・東北支部酸性雨部会では、乾性沈着量の調査の一環として二酸化硫黄(以下SO2とする)等の酸性ガス4物質とアンモニア(以下NH3とする)の大気中の濃度を把握するため、パッシブサンプラー法で平成14年10月から濃度調査を実施しており、当所も2地点で調査に参加している。今回,平成14年10月から平成16年9月までの月別データをもとに季節別や地点別での各成分濃度の動向を検討したので報告する。平成15年度の年平均濃度は、SO2は札幌市衛生研究所(以下衛研とする)で2.4ppbv、芸術の森美術館(以下芸術の森とする)で1.3ppbvであり、一酸化窒素(以下NOとする)は衛研で11.8ppbv、芸術の森で1.4ppbvであった。SO2、NOの濃度と気温との間には負の相関があり、冬季に顕著に増加する季節的変動がみられた。二酸化窒素(以下NO2とする)の年平均濃度は衛研で16.1ppbv、芸術の森で4.2ppbvであり、NO2はSO2とNOとは異なり、気温との間に相関はみられず季節による濃度変動は少なかった。また、窒素酸化物(以下NOxとする)は衛研で28.0ppbv、芸術の森で5.7ppbvであり、NO/NOx比は衛研では冬季に0.6を超える年もあり、2地点とも冬季が高かった。オゾン(以下O3とする)の年平均濃度も25.9ppbvと26.7ppbvで同様の濃度を示し、10月から4月までは芸術の森の濃度が高く、5月から9月までは衛研が高い傾向がみられた。O3を除いたガス濃度は芸術の森より衛研が高い値を示したが、衛研が都心にあるため交通量や暖房等の排ガス量の影響と考えられる。}, pages = {48--53}, title = {札幌市における大気中の酸性ガスの挙動について}, volume = {31}, year = {2004} }