@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00008197, author = {川合, 常明 and 廣地, 敬 and 大谷, 倫子 and 藤田, 晃三 and 赤石, 尚一 and 瀬, 愛子 and 品川, 雅明 and 松本, 英伸}, journal = {札幌市衛生研究所年報 = Annual Report of Sapporo City Institute of Public Health}, month = {}, note = {平成11年3月〜平成14年12月までに市内の医療機関2施設において結核患者から分離された結核菌株272株についてRestriction fragment length polymorphism, 制限酵素断片長多型解析を行った。クラスター分析の結果, 類似度90%以上のクラスター数は47種類, 146株(53.7%)であり, そのうち類似度100%のクラスター数は29種類, 73株(26.8%)であった。類似度90%以上の146株について保健所の疫学調査結果とすり合わせ検討したところ集団感染が疑われた事例及び家族内感染例では6事例13株が類似度100%であり,それぞれ同じ型の結核菌による感染であることが確認された。本解析においては, 患者の同意を得て検体の提供を受けているが, 同意が得られた割合は52.6%と低いことから, 感染源を特定するために十分な調査を行うことは難しかった。しかし, 本解析の目的は結核の蔓延防止であり, 培養陽性者の全菌株を検査することに意義があると考えられる。そのため,現在行っている患者の同意を得ることの必要性について整理する必要があると考えられた。また, 早期に十分な疫学情報を得るとともに, RFLP検査を迅速に実施できるように検討することが必要と考えられた。}, pages = {47--52}, title = {結核菌の制限酵素多型分類 ; 第3報. 3年半の分析結果}, volume = {30}, year = {2003} }