@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00007932, author = {高橋, 健一 and 浦口, 宏二 and Thomas, Romig and 畠山, 英樹 and 田村, 正秀}, journal = {北海道立衛生研究所報 = Report of the Hokkaido Institute of Public Health}, month = {Nov}, note = {北海道では、1980年代に多包条虫(以下エキノコックスとする)の分布地域が全道に拡がった後、1990年代にはキツネの感染率の上昇傾向が認められ、1998年には57.5%にまで達している。そのため、エキノコックス症の媒介動物対策として、感染源であるキツネに対する効果的な方策が求められている。そのひとつとして、駆虫薬の利用に関する検討が国内外で始められ、野外に駆虫薬入りのベイト(餌)を散布しキツネに与えることにより、キツネのエキノコックス感染率が低下したという報告もある。そこで、エキノコックス症の流行地であり、また、これまで動物問でのエキノコックスの伝播についての調査が行われてきた道東の根室市において、1999年11月からきつね用の駆虫薬入りのベイトの散布を始め、その効果について検討を行っている。ここでは、2002年3月までに得られた結果について報告する。}, pages = {61--63}, title = {キツネ用駆虫薬入りベイトを用いたエキノコックス症感染源対策法の検討}, volume = {52}, year = {2002} }