@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00007718, author = {大橋, 広和 and 金戸, 宏行 and 鈴木, 秀一郎 and 大関, 令奈 and 田沼, 徳真 and 佐藤, 修司 and 下地, 英樹 and 清水, 晴夫 and 安達, 雄哉 and 本田,佐保 and 一柳,伸吾 and 近藤,吉宏 and 赤保内,良和 and 小村,博昭 and 小西,康宏 and 今,信一郎 and 阿部,直之}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Mar}, note = {HBVキャリアは,通常小児期の無症候性キャリアを経て,青壮年期に慢性肝炎に移行する.その間に細胞性免疫によるHBV感染細胞の破壊を繰り返し,大多数は活動性の高い野生株が排除され,活動性の低い変異株が残り,HBe抗原陰性,HBe抗体陽性となり,GOT,GPTが持続正常化する無症候性キャリアとなる.しかしながら,今回我々はHBs抗原陽性,HBe抗原陰性,HBe抗体陽性の患者で重症肝障害を来たした3例を経験した.3例のうち2例が劇症肝炎亜急性型,1例が急性型に分類され,原因はHBVが1例,薬剤性が1例であり,残りの1例は特定できなかった.救命できなかった2症例はステロイドパルス療法後の感染症を契機に状態が悪化しており,感染症のコントロールが重要と考えられた.また,救命し得た1例は入院翌日にほぼ全ての内科的治療を開始しており,迅速な初期治療の開始が救命できた一因と考えられた}, pages = {24--28}, title = {当科にて経験したHBs抗原陽性の重症肝障害の3例}, volume = {28}, year = {2003} }