@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:02000229, author = {藤野,光優 and 甲谷,理紗子 and 櫛引,英恵}, issue = {1}, month = {Sep}, note = {症例は60歳代男性.高血圧,糖尿病で前医通院中であった.血小板増多を認め,当院血液内科へ紹介となったが血液検査で小球性低色素性貧血とALP,γ-GTP の上昇を認めたため腹部超音波検査を施行した.検査の結果多発肝腫瘤を認めたため当院消化器内科へ紹介となり多発肝細胞癌cStage Ⅲ(T3N0M0)の診断となった.直ちに分子標的薬(Lenvatinib)の投与を開始したが,投与開始7日目に死亡に至った.剖検では肝臓に多発結節を認め,一部の肝細胞癌に亀裂を認め周囲に血腫形成も生じていた.肝細胞癌破裂による出血性ショックが直接的死因と推察される.また入院時より体表に灰青色の色素沈着を認めていた.剖検では皮膚や眼球結膜,大動脈内膜,甲状腺,軟骨などにも同様の色素沈着が認められ,各種染色の結果,ミノサイクリン長期内服による可能性が高いと考えられた.}, title = {肝細胞癌に対して分子標的薬投与後7日目に死亡した1例}, year = {2022} }