@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00017355, author = {藤田, 幸弘 and 中橋, 遼 and 髙橋, 道哉 and 上原, 勇介 and 菅野, 誠 and 山田, 洋平 and 河原林, 治朗 and 清水, 晴夫}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital, Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {当院は2019 年に内視鏡洗浄消毒機をASP 社製ENDOCLENS®-D(以下、END-D)からENDOCLENSNeo-D AdvancedTM(以下、END-Neo)へ更新した。END-D では洗浄消毒後、内視鏡管路内や洗浄機槽内に水分が残留し、内視鏡消毒薬ディスオーパ® 消毒液0.55%(以下、ディスオーパ)[一般名:フタラール]が、水分希釈によって洗浄消毒回数40 回未満でも有効消毒濃度以下になることや、残留水分が夜間保管時に先端レンズへ滴り落ち、レンズ表面に水垢・油膜のような汚れが蓄積してしまう現象があった。今回、我々はEND-D とEND-Neo の洗浄消毒回数とディスオーパ濃度及び内視鏡レンズの汚れ面積(%)の相違について比較検討を行った。洗浄消毒回数40 回目のディスオーパ濃度(ゲージ数[個])の平均値はEND-D 3.2±1.2(mean±SD)個、END-Neo 5.4±1.1 個でEND-Neo が有意にディスオーパ濃度を維持していた(p<0.01)。また、洗浄消毒回数とレンズ汚れ面積の関係について、洗浄消毒1回あたりに汚れる面積はEND-D 2.9±2.1%/回に比べて、END-Neo 0.0±0.0%/回と汚れが付かない結果となった。従ってEND-Neo は、END-D よりも洗浄消毒によるディスオーパの水分希釈が少なく、洗浄消毒を40 回実施した場合でも確実に消毒効果を維持できるため、日常の消毒薬管理が容易となりスタッフの負担を減らすことができる。また、レンズ汚れが予防できるため、内視鏡画像の劣化防止や修理費用の抑制につながる事が期待できる。}, pages = {10--14}, title = {内視鏡洗浄機更新による性能比較 ~洗浄消毒回数とディスオーパ濃度およびレンズ汚れ面積の関係~}, volume = {46}, year = {2021} }