@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016605, author = {木村, 明菜 and 小川, 宰司 and 宇野, 智子 and 渡久山, 晃 and 小笠原, 卓音 and 柴森, 康介 and 加藤, 隆一 and 齋藤, 慶太 and 佐々木, 賢一}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital, Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {症例は 60 歳代、男性。前医に長期入院中、イレウスを発症し保存的に加療されていた。造影 CT で膀胱から腹腔内に連続する異物を認め、イレウスおよび膀胱異物の精査加療目的に当院へ救急搬送となった。CT では、膀胱直腸窩に造影剤の漏出所見もあり、膀胱異物穿孔による汎発性腹膜炎と診断し、同日、緊急腹腔鏡下手術を施行した。膀胱から腹腔内へと突出する鉛筆を認め腹腔鏡下に摘出した。腸管など他臓器に損傷なきことを確認の上、膀胱穿孔部位を腹腔鏡下に縫合閉鎖した。術後は、術前からの麻痺性イレウスの遷延以外、創感染など術後合併症なく経過した。膀胱尿道異物は泌尿器科領域では、しばしば経験するが、膀胱異物の腹腔内穿孔は比較的稀とされている。そのほとんどが開腹手術や膀胱高位切開術による治療がなされており、腹腔鏡下手術を施行した報告はほとんどない。今回われわれは、比較的稀な膀胱異物の腹腔内穿孔症例に対して、腹腔鏡下手術を施行し良好な経過を得たので、若干の文献的考察を交え報告する。}, pages = {5--8}, title = {膀胱異物穿孔に対して腹腔鏡下手術を施行した1例}, volume = {45}, year = {2020} }