@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016596, author = {千葉, 一輝 and 馬場, 美砂子 and 有澤, 美由紀 and 池尻, 和恵}, issue = {1}, month = {Jul}, note = {手術室は絶えず血液や体液に曝露しやすい環境である。手術の際も知らず知らずのうちに血液や体液が体に付着していることがあり,直接介助時は特に予測不可能な出血などで汚染の危険がある。間接介助の際にも術野から飛散する血液や,ガーゼなどをバケツへ破棄する際に血液が飛び散ることが多々ある。また,手術後部屋の清掃をしていても床や壁,無影灯などに血液が付着していることがあり,予測できない血液汚染が多い。眼周囲への血液飛散については先行研究° 213,4,でも調べられており,目に見えない血液飛散がかなり多くあることが分かっている。感染予防は手術室における治療が安全かつ確実に行われるための基本条件の一つであり,手術を受ける患者やスタッフの安全のためにも必要である。そこで当院手術室看護師(以下スタッフ)16名を対象に眼周囲への血液飛散に関する事前アンケートを実施した。スタッフ全員が「手術中のゴーグル装着は必要だ」としているが,実際「ゴーグルを術式によって装着する」と回答したスタッフが4名,「必ず装着している」が1名という結果であった。そこで今回の研究で直接介助の際に防護していない眼周囲にはどの程度血液が飛散しているのか,手術後室内にどの程度血液が飛散しているのか,目視できない血液飛散はどの程度あるのか知りたいと考えた。また,目視できない血液飛散がある場合,間接介助者が血液汚染範囲を拡大させてしまう可能性もあると考え,実態調査したく本研究を行なうこととした。}, title = {手術室における血液飛散状況の実態調査 : ルミノール液を用いた検証結果から}, year = {2017} }