@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016576, author = {永井, 紘子 and 丹保, 亜希仁 and 早坂, 美沙 and 徳野, 翔太 and 田中, 雅裕 and 折田, 博美}, issue = {1}, month = {Jul}, note = {長期にわたる気管挿管管理は人工呼吸器関連肺炎(VAP)のリスク因子であり,集中治療室(ICU)滞在期間延長や死亡率上昇の原因となる。日本集中治療医学会の『人工呼吸関連肺炎予防バンドル2010改訂版』(VAPバンドル)には,手指衛生や適切な鎮静•鎮痛の重要性のほかに,早期の人工呼吸器離脱のために毎日評価を行うことが重要で,評価のために個々の施設に応じた人工呼吸器離脱プロトコルを作成し適応することと記されている。人工呼吸器離脱プロトコル使用は,個々の医師の判断と比較して人工呼吸器の装着時間および離脱時間の短縮,ICU滞在日数が短縮すると報告されており、2015年には人工呼吸療法を主導する。学会(日本集中治療医学会,日本呼吸療法医学会,日本クリティカルケア看言蒦学会)が合同で人工呼吸器離脱プロトコルを発表した。当院ICUはOpen ICUとして運営されており,各診療科がそれぞれの担当患者を管理している。人工呼吸器装着となる患者も多いが,呼吸器設定,鎮痛•鎮静方法,抜管基準などは各科,各医師により様々で標準化されていないのが現状である。しかし人工呼吸中の鎮静•鎮痛に関するガイドラインや上記のバンドル,プロトコルが策定されていることから,当院でも標準的内容について理解し取り入れていくべきであると考える。そこで,救急科と合同で人工呼吸器離脱プロトコルを作成することとした。本稿では,人工呼吸器離脱プロトコルを利用し抜管に至った症例の経過を報告する。}, title = {人工呼吸器離脱プロトコルの作成と実際の使用}, year = {2016} }