@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016554, author = {中西, 研太郎 and 野澤, 明美 and 小野, 方正 and 岡本, 修平 and 北村, 晋逸}, issue = {1}, journal = {名寄市立病院医誌}, month = {Jul}, note = {分娩あるいは手術中において予め大量出血が想定される症例では、同種血輸血は肝炎ウイルスなどの感染症や移植片対宿主病(GVHD: graft-versus-hostdisease) などの重篤な合併症があるため、それらを回避する目的で貯血式自己血輸血が国内で広く行われている。また、当院のように血液センターが近隣になく輸血製剤に限りのある施設の場合、 Rh(D) 陰性症例や不規則抗体陽性症例においても貯血式自己血輸が重要な役割を果たす。産科領域における貯血式自己血輸血は安全性の問題を指摘されていたが、多数の報告により産科症例でも問題なく貯血式自己血輸血を行えることがわかってきている。しかし、産婦人科領域における貯血式自己血輸血にはいまだに明確なガイドラインが無く、適応症例や貯血・返血基準など、施設ごとに決めて行われているのが現状である。当科でも貯血式白己血輸血に関する明確な基準は設けておらず、外来担当医や執刀医の判断により貯血式自己血輸血を行ってきた。また、自己血貯血を施行しても自己血製剤を廃棄する症例も多々見られるため、今回我々は、当院の産婦人科における貯血式自己血輸血の現状を把握し、自己血貯の適正化に向けて検討する。}, pages = {2--5}, title = {当院産婦人科における貯血式自己血輸血の検討}, volume = {24}, year = {2016} }