@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016472, author = {吉川, 純平 and 鳥羽, 真弘 and 加藤, 喜哉 and 表, 和徳 and 南部, 秀雄 and 小梁川, 和宏 and 高橋, 雅之 and 浅川, 響子 and 檀浦, 裕 and 松井, 裕 and 牧野, 隆雄 and 甲谷, 哲郎}, issue = {1}, month = {Oct}, note = {症例は37歳女性。妊娠11週に左下肢の痛みと腫脹を自覚し、当科を受診した。下肢超音波検査で左外腸骨静脈から左総大腿静脈にかけて血栓を認め、また採血でD-dimerの高値を認め、深部静脈血栓症と診断し、入院となった。経胸壁心臓超音波検査では特に異常所見を認めず、 肺動脈血栓塞栓症の合併は否定的であった。深部静脈血栓症の原因として先天性血栓性素因を疑い、抗凝固阻止因子の検索をおこなった。その結果、プロテインC活性が48%、プロテインC抗原量が44%と共に低下を認め、先天性プロテインC欠乏に妊娠による生理的凝固系亢進という要素が加わり発症した深部静脈血栓症と診断した。診断後は抗凝固療法としてへバリンの投与を行い、発症6週目には血栓の消失を認めた。以後も経過は良好で、妊娠36週に母子ともに健康な状態で出産を終えた。}, title = {妊娠中に深部静脈血栓症を発症し判明したプロテインC 欠乏症の一例}, year = {2015} }