@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016339, author = {小泉, 依子 and 岩倉, 夕奈 and 山本, 佐貴 and 白戸, 崇嗣 and 河原, 林治朗 and 今, 信一郎 and 石川, 一郎}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital, Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {当院では輸血療法委員会を定期的に開催し、その都度院内の血液製剤の使用・廃棄状況と廃棄理由を確認し適正輸血の推進、在庫数の検討、インシデントの共有を行っている。そこで、過去5年間の血液製剤使用状況と廃棄血削減への取り組みについて検討したので報告する。2017 年はRBC、FFP 製剤とも使用単位数が減少し過去最高の廃棄単位数・廃棄率となった。RBC 製剤は、在庫による期限切れ廃棄が多く特にO(+)製剤の廃棄率は6.0%と高く、全製剤の62%を占めていた。FFP 製剤は2017 年4月AB(+)製剤以外、在庫数の見直しを行い、同年8月以降廃棄が無くなった。在庫数の削減は廃棄血削減のために有用であるが、救命の観点からも慎重に在庫単位数について検討すべきだと思われた。製剤の管理不良による廃棄は、その都度改善策を試み「院内お知らせ文書」等で周知を図っているが減少しないため、院内での「血液製剤取扱い教育の実施」が今後の課題と思われた。患者容態の急変などやむを得ない廃棄は、診療科と輸血係との適切な連絡による情報共有で防げる場合があると考えられた。2014 年6月から院内在庫を減少させる方法として「血液センターとりおき」オーダを実施しており、診療科・輸血係との密な連絡と血液センターから約30 分かかることを理解した上で適切な運用を実施していきたい。}, pages = {32--39}, title = {血液製剤の使用状況と廃棄血削減への取り組み}, volume = {43}, year = {2018} }