@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016335, author = {一色, 裕之 and 清水, 晴夫 and 大和田, 紗恵 and 那須野, 央伊 and 早坂, 舞 and 佐藤, 修司 and 金戸, 宏行}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital, Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {【背景】大腸憩室症は近年の高齢化に伴い増加が認められ、合併症の一つである憩室出血も増加傾向にあるとされる。内視鏡的に出血源を同定し止血術が施行できれば比較的速やかに治癒が期待できるが、時に出血源を同定できず出血を繰り返し、治療に難渋する症例も経験され、出血源となった憩室の確実な同定と止血術の施行が重要である。【目的・手法】大腸憩室出血での出血源となった憩室の同定および止血成功率に与える因子を調べるため、2012 年11 月から2017 年10 月までの⚕年間に当院で入院加療を行った大腸憩室出血62 症例について後方視的に検討を行った。【結果】同定群は13 例、非同定群は49 例で、同定群では、非同定群と比べ有意に若年であり、憩室の部位は上行結腸に多く確認され、造影CT 検査と入院後24 時間以内の内視鏡検査施行例が有意に多かった。止血成功群48 例と再出血群14 例の比較では、上記指標を含め患者背景に有意差は認められなかった。【考察】大腸憩室出血を疑う症例では可能であれば造影CT 検査を施行し、経口腸管洗浄液を用いた大腸内視鏡検査を速やかに行うことで、出血源を同定できる可能性が高まるが、再出血予防に関しては、再出血因子のさらなる検討が必要と考えられた。}, pages = {13--16}, title = {大腸憩室出血における出血源の同定と再出血に与える因子の検討}, volume = {43}, year = {2018} }