@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016199, author = {須鎌, ひろの and 大柳, 俊夫 and 仙石, 泰仁}, journal = {札幌医科大学保健医療学部紀要 = Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University, Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University}, month = {Dec}, note = {上肢機能は、我々が日常生活活動を行う上で重要な身体機能の一つである。その上肢機能を、運筆中の速度変化と注視状態に着目して評価する新しいシステムを開発し、有効性を検証する実験を行った。評価システムは、タブレットPC、眼球運動測定装置、新たに開発した2種類の評価課題と計測用ソフトウェアで構成されている。2種類の課題は、罫線間の限られた領域に線を引く線引き課題と桝目の中に書き慣れたひらがなの“あ”を書く桝目課題である。健常成人3名を対象に実験を行い、1)巧緻性の高い線引き課題では、運筆速度の変化は少なく、注視は常に罫線に沿って発生していた、2)巧緻性の低い桝目課題では、速度は漸次的に大きく変化し、注視の発生位置は部分的であった、という結果を得た。本結果から、本評価システムは、運筆における運動機能と視覚機能の関係を明らかにし、上肢機能を評価するために有効であることが示唆された。}, pages = {35--40}, title = {運筆の速度変化と注視状態に基づく新しい上肢機能評価システムの開発}, volume = {10}, year = {2007} }