@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016184, author = {矢澤, 省吾 and 長峯, 隆}, journal = {札幌医科大学保健医療学部紀要 = Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University, Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University}, month = {Mar}, note = {ヒトの中枢神経機能を非侵襲的に検索する試みは、さまざまな手法を用いて近年盛んに行われている。本稿では、高い空間分解能を持つ機能的MRI(fMRI)と、高い時間分解能を持っ脳波・脳磁場計測での片麻痺患者における脳内の運動制御機構と、リハビリテーション介入によるそれらへの可塑的変化に関しての研究状況を紹介した。限局した天幕上病変による片麻痺の場合、麻痺と反対側の一次運動野機能の低下とともに、麻痺と同側の運動野の機能亢進が生じ、損傷を免れた運動関連領野の活動が上昇する。また、年単位のリハビリテーションにより、運動ネットワークが改変されていくことが機能的MRIにより明らかになってきた。一方、脳磁場記録では、ヒトの運動野の背景律動が被験者自身の視点によってかわることも示され、ミラーセラピーを行うことの妥当性が明らかになっている。脳機能を評価するためには各手法の特性を理解し、複数のモダリティを組み合わせて検討することが望ましく、さらなる研究によりリハビリテーション学の発展が期待される。}, pages = {1--12}, title = {脳機能検索法とリハビリテーション}, volume = {13}, year = {2011} }