@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016177, author = {林, 佳子 and 正岡, 経子}, journal = {札幌医科大学保健医療学部紀要 = Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University, Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、会陰切開率が低下した前後の年度間で会陰損傷の発生状況と対象者の背景要因との関連を分析し、産科医療スタッフの影響を検討することである。対象者は、A病院で正常に経過した正期産の経腟分娩で、2002年が612例,2005年が443例である。データは、病院概要、診療録、助産録、分娩台帳より収集し、調査項目は、病床数、周産期医療に携わるスタッフの組織構成、産婦年齢、既往分娩回数、妊娠週数、会陰切開を含む医療処置の有無、児の出生体重などである。データを各年度にわけ、統計学的に分析した。結果、会陰切開率は2002年が85.0%、2005年が40.9%で、会陰切開率の低い2005年の方が会陰損傷なしの率が有意に高かった。2005年は2002年に比べて分娩第2期所要時間が長く、妊娠37週の分娩が多く、妊娠41週の分娩が少なく、有意差を認めた。A病院では分娩に関与する医師と助産師が交代し、会陰損傷の変化の背景には医療者の会陰切開に対する考えや分娩経過の判断などが影響している可能性が示唆された。}, pages = {53--57}, title = {経腟分娩における会陰損傷発生の関連要因 第2報 会陰切開率が変化した年度間の比較}, volume = {13}, year = {2011} }