@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016106, author = {松村, 博文}, journal = {札幌保健科学雑誌 = Sapporo journal of health sciences, Sapporo journal of health sciences}, month = {Mar}, note = {進化と病は密接な関係にありながら、両者を融合し体系的に論じられる機会は少ない。進化論は、生命の歴史を理解するための基礎的理論であり、あらゆる生物は、自然選択により繁殖能力を最大限に高める方向へと進化してきた。人類も例外ではなく、適者生存と淘汰による複雑な進化の過程を経て、現在の環境に最も適した身体の構造を築き上げてきたはずである。にもかかわらず現代人は日常的に様々な身体の疾患に煩わされている。長期の進化の過程で生じた自然選択によって、このようなトラブルもたらす身体の欠陥や疾患の原因となる遺伝子はなぜ取り除かれていないのか。この疑問に答えるために、昨今注目され新風となっている学問領域が、進化学と医学を融合させた「進化医学」である。本稿では、最新知見からわかっている複雑な人類進化の道筋ともに、昨今注目されている「進化医学」についてその提唱者のランドルフ・ネッシーらの著書をもとにレビューする。}, pages = {1--7}, title = {人類進化と疾患}, volume = {4}, year = {2015} }