@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00016081, author = {鳥谷, めぐみ and 長谷川, 真澄 and 瀧, 断子}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、高齢の軽症脳卒中患者の退院後のQOL、健康管理の実態、健康管理や生活上の困難に対する体験を明らかにすることである。対象者は、脳神経外科病院へ通院中の65歳以上の軽症脳卒中患者41人とした。研究デザインは混合研究法とし、SF-8、健康管理行動の量的調査および健康管理と生活上の困難などの質的調査を行った。分析方法は発症後3年以上と3年以内の2群に分け比較した。SF-8は、発症後3年以上は3年以内より「全体的健康感」「心の健康」「日常役割機能(精神)」が有意に高かった。健康管理行動は、発症後3年以上でも禁煙と飲酒制限は継続されるが、血圧をいつも測定する者は減少した。インタビューからは「楽観的な健康認識」「制約のある生活」「どうしてよいかわからない健康管理」「思い通りにいかない日常生活」のカテゴリーが見出された。高齢の軽症脳卒中患者の再発予防支援では、軽症だったことへの安堵を維持しながら、健康管理への関心を高め、健康管理方法を示す必要性が示唆された。}, title = {高齢の軽症脳卒中患者の健康管理とQOLの実態}, year = {2017} }