@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013793, author = {加藤, 大貴 and 長谷川, 悠 and 自渕, 浩明 and 寺江, 聡 and 小池, 祐太 and 上坂, 貴洋 and 三澤, 一仁 and 秋元, 真祐子 and 柳井, 充 and 深澤, 雄一郎}, issue = {2}, month = {}, note = {症例は49歳男性。前医で薬剤性肝障害が疑われ経過を見ていた所、掻痒感増強と肝胆道系酵素上昇を認め、当院消化器内科を紹介。腹部dynamic CTで、膵頭部に動脈相で強く増強され平衡相まで増強効果が持続する腫瘤を認めた。また、肝右葉には多発肝病変を認め同様の造影挙動を示したが、病変周囲に増強されない低吸収値域を伴っていた。EOB-MRIのTIWI out-of phaseで、肝病変周囲の信号が低下し、辺縁部に脂肪を伴う病変と考えられた。亜全胃温存膵頭十コ旨腸切除 (SSPPD) および肝右葉部分切除が施行された。組織学的には、膵頭部病変は神経内分泌腫瘍(NET) の所見であった。肝病変もNETの転移である事を確認したが、肉眼的に白色調の腫瘍周囲に脂肪肝が見られ、病理組織学的にも腫瘍を取り囲むように限局性脂肪肝が認められた。Peritumoral steatosisと呼ばれる病態で、NETの肝転移で報告が散見される比較的稀な所見である。Peritumoral steatosisの検出には、chemical shift imagingが有用であった。}, title = {Peritumoral steatosisを呈した膵神経内分泌腫瘍肝転移の一例}, year = {2015} }