@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013791, author = {神, 崇志 and 小野, 雄司 and 重沢, 拓 and 小池, 祐太 and 遠藤, 文菜 and 中村, 路夫 and 葭内, 史朗 and 工藤, 俊彦 and 永坂, 敦 and 西川, 秀司}, issue = {2}, month = {}, note = {症例は45歳女性。2014年8月下旬、発熱、発汗、頭痛、筋肉痛、関節痛を主訴に来院した。来院数日前に代々木公園で蚊に刺されたが、同様の経緯で同症状を呈しデング熱の診断を受けている患者が複数いることを報道で知り精査を希望された。来院時は39.9度の発熱、頭痛、両下肢優位の筋肉痛があり、採血では何らかのウイルス性疾患が示唆された。解熱鎮痛薬を使用したが改善なく、発汗、倦怠感持続したため入院となった。後日実施した血清検査ではデング熱IgM抗体が陽性となったためデング熱を確定診断とした。対症療法で全身状態は軽快し、後遺症なく退院となった。デング熱は熱帯・亜熱帯地域で流行しており輸入感染症として認識されている。昨今の交通の発達により感染の機会は多くなり日本人の輸入感染症例は増加している。しかし本症例は海外渡航歴のない国内発症例であり、まれな発症経過である。若干の文献的考察を加え、報告する。}, title = {海外渡航歴がなく日本国内でデング熱を発症した一例}, year = {2015} }