@techreport{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013789, author = {塩野, 展子 and 中山, 加奈子 and 越田, 慎一 and 里見, 達郎 and 野呂, 歩 and 水島, 正人 and 中島, 健夫 and 早貸, 幸辰 and 奥山, 和彦 and 大川, 由美 and 伊丹, 弘恵 and 深澤, 雄一郎}, issue = {2}, month = {}, note = {出生直後より、肝腫大、腹水、脳室内出血、血小板低下を呈した先天梅毒の極低出生体重児を経験した。母は梅毒未治療であった。症例は31週5日、体重1498gで出生した。新生児の梅毒反応はRPR(rapid plasma reagin test)定量が母体抗体価の1/2となる32倍で、IgM-FTA-ABS(fluorescent treponema1 antibody-absorption)も陰性であったが、抗Ttreponema pa11idum抗体による免疫組織化学的染色にて、胎盤の絨毛間質および血管内にTtreponema pa11idumの菌体を検出したため、先天梅毒と診断した。治療はペニシリンGなどの抗菌薬、γ一g1oburinの投与、輸血、腹水ドレナージを行い全身状態は改善した。日齢21から黄疸が遷延したが1ケ月程度で軽快し、日齢77に退院した。現在は生後3ケ月で、外来にて発育・発達のフォローを行っている。梅毒は、ペニシリンの普及により激減したが、近年日本では再び増加している性感染症のため、注意が必要である。}, title = {極低出生体重児で出生した先天梅毒の一例}, year = {2015} }