@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013718, author = {本間, 多恵子 and 中山, 加奈子 and 城, 和歌子 and 斎田, 吉伯 and 佐野, 仁美 and 須藤, 章 and 川村, 信明}, issue = {1}, journal = {市立札幌病院医誌 = Acta medica nosocomi Sapporo = The Journal of Sapporo City General Hospital}, month = {Dec}, note = {症例は13歳女児。 来院2 か月前から体重減少があり、10日前から全身倦怠感、口渇、多飲多尿、食欲低下を認めたため近医受診し1型糖尿病疑いで当院紹介となった。高血糖と脱水、代謝性アシドーシスを認め糖尿病性ケトアシドーシスと診断、入院加療となった。治療によりケトアシドーシスは改善、以後インスリン治療の導入を行った。また、来院時低身長および低体重を認め、思春期遅発も疑われたため内分泌学的検査を追加したところ、IGF-1、LH、FSH、TSH、fT3、fT4がいずれも低値であった。このため血糖コントロールを行ったのちに頭部MRI、4種負荷試験、アルギニン負荷試験を行ったが明らかな異常所見は認めず、一過性の下垂体機能低下が疑われた。糖尿病では一時的に内分泌異常を伴うことがあり、それらの中には血糖コントロールを行うことで改善するものもある。このため、血糖値を改善させたのちに再度内分泌学的検査を行う必要がある。}, pages = {73--78}, title = {一過性下垂体機能低下症を認めた糖尿病性ケトアシドーシスの1例}, volume = {74}, year = {2014} }