@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013681, author = {細野, 恵子 and 渡辺, 愛苗}, issue = {1}, journal = {名寄市立病院医誌 = The Jounal of Nayoro City Hospital}, month = {Jul}, note = {近年,わが国の小児気管支喘息児は増加しており,寛解率の低下や遷延化の結果から思春期喘息は増加傾向にある.しかし,小児期に発症した気管支喘息は思春期までに70%が治癒・寛解すると言われており,重症例以外は寛解する可能性が高い疾患である.小児気管支喘息キャリーオーバー患者(以下,キャリーオーバー患者)は,成人初発の患者に比べ同様の治療を行っても十分な改善が得られにくく,思春期は喘息死のリスクが高い.思春期のコンプライアンスやアドヒアランスの低下について問題視されている報告は多く,思春期の喘息治療では患者教育が今後の課題となっている.日常生活指導に対してのプログラムは数多く報告されているが,これらは医療者側からの視点で述べられているものがほとんどである.喘息患者に対する指導の実態調査では,個々に応じた教育の必要性が明らかにされ,患者が治療に主体的に取り組めるような関わりを行うためには,患者の意思や背景を尊重することが必要と考える.ところが,健康教育を受ける患者の思いに関する報告はほとんどみられない.このことから,患者が疾患や治療をどのようにとらえているかを知ることは,喘息患者の教育的介入を検討する上で重要と考える.本研究の目的は,気管支喘息のキャリーオーバー患者が疾患や治療をどのようにとらえているのかを明らかにし,患者が主体的に治療に取り組むための看護支援における示唆を得ることである.}, pages = {31--36}, title = {気管支喘息キャリーオーバー患者の病気や治療に対するとらえ}, volume = {21}, year = {2013} }