@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013606, author = {我妻, 康平 and 村上, 佳世 and 伊志嶺, 優 and 佐々木, 基 and 永縄, 由美子 and 谷, 元博 and 佐藤, 修司 and 清水, 晴夫 and 金戸, 宏行 and 小西, 康宏 and 今, 信一郎}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {Helicobacter pylori(以下H. pylori)除菌治療において、ボノプラザンは既存のproton pump inhibitorと比較して優れた除菌率を示すとされ、2015年2年に販売開始となった。発売から間もないため日常診療における治療効果や副作用を検討した報告はまだ少ない。今回我々は当院におけるボノプラザンによるH. pylori 除菌治療成績を後方視的に検討した。対象は2015年5月14日から2015年10月16日までに当院でボノプラザンによるH. pylori 除菌治療を行った106例とした。副作用の検討は、除菌治療開始後の初回受診時に、主治医が副作用の各項目について問診した症例を対象とした。一次除菌療法の判定可能例は60例で除菌率は91.7%であった。二次除菌療法の判定可能例は9例で除菌率は100%であった。一次除菌療法の副作用評価が可能であった症例は62例で、発現頻度35.5%であった。主な内訳は下痢17.8%、皮疹9.7%であった。副作用全体・下痢・皮疹の出現の有無と、年齢・性別・体表面積・CCr・Cr・T-Bil・AST・ALT の関連を検討したが、有意な項目はなかった。ボノプラザンによるH. pylori の除菌率は既報のように良好であった。副作用として皮疹が多い結果であった。今後症例数を増やして長期的な検討が必要である。}, pages = {9--13}, title = {当院におけるボノプラザンによるHelicobacter pylori除菌治療の成績}, volume = {41}, year = {2016} }