@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013375, author = {狩野, 麻名美 and 真壁, 武司 and 畠山, 遼兵 and 佐々木, 絢加 and 小川, 肇 and 安井, 太一 and 吉川, 仁人 and 山下, 剛 and 坂田, 元道}, issue = {1}, journal = {函館医学誌 = Hakodate medical journal}, month = {Nov}, note = {磁気共鳴診断装置(magnetic resonance imaging:MRI)は,被爆がなく低侵襲であり,高い組織コントラストにより多くの情報を得ることができる。MRI 検査は,様々な疾患に応用され,多くの診断法が確立されている。婦人科骨盤領域のMRI 検査においても,第一選択の経膣・経腹超音波に次ぐ二次検査として欠かせない補助検査となっている1,2)。現在,当院においても婦人科骨盤領域のMRI 検査では,脂肪抑制画像や造影検査を含んだルーチン検査を行っている。しかし,アレルギーなどで造影出来ない症例も経験した。造影せずに撮像可能であるT2 強調画像は,解剖学的位置関係の把握に有用とされているが比較的モーションアーチファクトが多く,診断に支障をきたす場合がある。新しいk-space 充填法であるradial scan 法は,体動補正のために開発されたk-space 充填法である。特殊なデータ収集方式により,モーションアーチファクト低減が可能である3)。婦人科骨盤領域のMRI検査では,モーションアーチファクトの原因として,呼吸による腹部の動きや腹腔内の腸管による蠕動運動がある。radial scan 法は従来法と比べ,これらのモーションアーチファクト低減により画質が向上する4-6)。このため,婦人科骨盤領域のMRI 検査では,radial scan 法が有用であるとの報告が多数されている4,5)。婦人科骨盤領域のMRI 検査において,MRI 特有のchemical shift artifact(CSA)は,脂肪の存在を示す指標であり,診断の一助とされている1,2)。しかし,近年,装置の高磁場化や新しい画像再構成技術によるk-space 充填法の登場により,従来法とは異なったCSA を生じることがある。radial scan 法では,従来法のcartesian とは異なったCSA を生ずる7)。本研究では,3.0T におけるCSA についてcartesian 法とradial scan 法を比較検討した。}, pages = {16--20}, title = {3 T-MRI を使用した婦人科骨盤領域におけるk-space充填法の違いによるchemical shift artifact の比較}, volume = {39}, year = {2015} }