@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013352, author = {奥谷, 浩一 and 佐々木, 賢一 and 齋藤, 慶太 and 内山, 素伸 and 宇野, 智子 and 渋谷, 均 and 浅野, 由美子 and 平岡, 彩子 and 早坂, ゆかり and 川畑, 盟子}, issue = {1}, journal = {市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital}, month = {Sep}, note = {術後回復の促進に向けたenhanced recovery after surgery(ERAS)の概念が提唱され、本邦でも急速に普及している。この中で術前の炭水化物負荷が推奨されているが、これまで特に手術当日の飲水は麻酔導入時の危険性などから禁止されていた。2012年に日本麻酔科学会が麻酔2時間前までであれば清澄水の摂取が可能であるとのガイドラインを発表したことをうけて、当院でも手術当日に飲水を許可し、問題となる事象がなかったことから炭水化物含有飲料であるアルジネードウォーターを飲用させる経口補水療法(oral rehydration therapy:以下ORT)を導入した。2013年5月から2014年12月までに当科で実施した待機的全身麻酔手術症例は478例で、このうち麻酔担当医と主治医が妥当と判断した307例に手術当日のORT を行った。指示した飲用量に対して実際に飲用した量の割合は約88%で、75%の症例で全量摂取が可能であった。嘔吐など麻酔導入時に支障となった事象はなく、ORT が誘因となった術後合併症は認めなかった。以上の結果から手術当日のORT は安全に実施可能であると考えられた。}, pages = {19--22}, title = {当科における炭水化物含有飲料を用いた術前経口補水療法の導入成績}, volume = {40}, year = {2015} }