@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00013113, author = {中村, 麻名美 and 真壁, 武司 and 畠山, 遼兵 and 宇野, 弘幸 and 丹羽, 潤 and 古明地, 孝宏 and 對馬, 州一 and 下山, 則彦 and 工藤, 和洋 and 柴田, 瑤子 and 坂田, 元道}, issue = {1}, journal = {函館医学誌 = Hakodate medical journal}, month = {Oct}, note = {頸動脈分岐部では,解剖学的形態から血行力学的負荷を有するため,動脈硬化が促進し粥腫病変(プラーク)が生じやすい1, 2)。この頸動脈におけるプラークが破綻すると,血管内腔の狭窄や閉塞を引き起こす塞栓源となり,脳梗塞や一過性脳虚血発作の脳血管障害をきたす原因となる。このため,低侵襲で再現性のあるMagneticresonance imaging(MRI)によるプラーク性状評価の報告が多数されている3‐8)。MRI におけるプラークの信号強度は装置や個体によって異なるため,プラークの信号強度と周辺の固定組織の信号強度比(contrast ratio:CR)にてプラークの性状評価が行われている4, 7, 9)。出血を伴うプラークは,T1強調画像(T1weighted image:T1WI)で高信号,T2強調画像(T2weighted image:T2WI)で等信号から高信号を示す4, 7, 9)。また,出血をほとんど伴わないプラークは,T1WI で等信号,T2WI で等信号から軽度高信号を示す4, 7, 9)。このふたつのプラークは,増大して破綻する危険性があり不安定プラークとされている。一方,破綻しにくいとされているfibroustissue は安定プラークとされ,T1WI で低信号から等信号,T2WI で等信号から軽度高信号を示す4, 7, 9)。これらのMRI によるプラーク性状評価は,ほとんどが1.5T装置による報告であり,3.0T 装置ではT1値の延長によるT1コントラスト低下の問題もあり報告が少ない。なかでも不安定プラークは出血を伴うためT1WI にて筋肉との高いコントラストが得られるが,安定プラークでは筋肉と同等のコントラストとなり不明瞭となる可能性がある。そこで今回我々は,3.0T radial scan 法による安定プラークのコントラストについて検討を行った。}, pages = {45--48}, title = {3.0T Radial scan 法による頸動脈プラーク評価}, volume = {38}, year = {2014} }