@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00012954, author = {加藤, 喜哉 and 岩切, 直樹 and 浅川, 響子}, issue = {2}, journal = {市立札幌病院医誌 = Acta medica nosocomi Sapporo = The Journal of Sapporo City General Hospital}, month = {Mar}, note = {症例は78歳の男性。2012年2月頃より下肢浮腫を自覚していた。同年4月、当院外科の定期受診時に腹部CTで下大静脈内血栓が指摘され、精査加療目的に当科入院となった。入院後は下大静脈フィルターを留置し抗凝固療法を行ったところ、浮腫がやや軽減したため本人希望により退院となった。しかし退院後より浮腫が著明に増悪したため、同年5月、当科へ再入院となった。血栓溶解療法を開始し浮腫は軽快傾向にあったが、血栓の確認目的で撮られた腹部造影CTでは血栓像の消退が乏しかったため、大腿静脈アプローチによる経皮的血行再建術(PTA)を施行した。8Frのシースで塞栓物をブジーした後、吸引したところ、血栓に続き塞栓子が吸引された。塞栓子の病理組織学的所見では腺癌の像を認め、既往の胃癌の転移による静脈内腫瘍栓と考えられた。今回、抗凝固療法抵抗性の下大静脈血栓症と思われた下大静脈腫瘍塞栓症を経験した。胃癌の下大静脈内への転移による塞栓症は比較的稀な病態であると思われるので報告する。}, pages = {15--20}, title = {抗凝固療法抵抗性の下大静脈血栓症と思われた下大静脈腫瘍塞栓症の1例}, volume = {72}, year = {2013} }