@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00012199, author = {高井, 麻央 and 山野内, 亘 and 小川, 輝之 and 斎藤, 徳 and 真下, 泰 and 松岡, 伸一 and 秦, 温信}, issue = {1}, journal = {札幌社会保険総合病院医誌 = Journal of Sapporo Social Insurance General Hospital (JSSIGH)}, month = {Aug}, note = {維持透析患者の「異化充進」の一要因として、透析によるアミノ酸の喪失が挙げられるが、これに対しIDPNによるアミノ酸製剤投与は抑制的に働くものとされている。今回、透析治療に於けるアミノ酸除去動態を把握するため、当院に於けるIDPN施行群及び非施行群に対して治療前後の血漿中、及び透析廃液中のアミノ酸分析を行った。施行群では治療前に比べ治療後の血漿必須アミノ酸、分岐鎖アミノ酸分画濃度が上昇していたが、非施行群では逆に低下していた。また、両群に於ける透析廃液中総アミノ酸量に有意差は無かった。よって治療中投与されたアミノ酸の多くは透析で除去されず、血漿総アミノ酸の維持、特に必須アミノ酸の充足に確実に寄与しているものと思われた。IDPNによるアミノ酸製剤投与は、低栄養傾向の患者に対して有効的に働くものと思われる。そしてそれによる栄養状態の改善は患者のQOL向上に寄与するものと期待される。}, pages = {36--40}, title = {IDPN施行症例に於けるアミノ酸分析(41種類) : 血漿アミノ酸濃度の変化とアミノ酸漏出量の検討}, volume = {19}, year = {2010} }