@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00012158, author = {加瀬, 諭 and 佐藤, 出 and 中西, 勝也 and 安藤, 亮 and 小原, 睦子 and 高橋, 秀史}, issue = {1}, journal = {札幌社会保険総合病院医誌 = Journal of Sapporo Social Insurance General Hospital (JSSIGH)}, month = {Dec}, note = {翼状片は眼球結膜に連続して発生し、角膜輪部を超えて角膜中央へ進入する増殖組織である。本研究では初発翼状片の病理組織学的所見を解析した。bare-sclera法により切除術を行った8例10眼を検討した。切除した組織をフォルマリン固定、パラフィン胞埋、未染標本作製後、ヘマトキシリンーエオジン染色、PAS染色、マッソントリクローム染色、エラスチカワンギーソン染色を行った。10眼とも上皮は細胞異型のない扁平上皮化生を来した円柱上皮であり、基底層に褐色色素沈着があった。8眼で杯細胞過形成、2眼で嚢胞の形成があった。問質には多数の微小血管が分布し、7眼で上皮内へ微小血管が進入していた。6眼で炎症細胞浸潤が強く、リンパ濾胞様の構造を呈していた。10眼で間質に変性した弾性線維の集塊があった。翼状片の病理組織学的所見は多彩であり、その発生病理に関与するもの、および増殖、進展に伴い検出される所見が混在していることが示唆された。}, pages = {13--18}, title = {ヒト初発翼状片の病理組織学的検討}, volume = {16}, year = {2007} }