@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00011973, author = {佐久間, 隆 and 平地, 一彦 and 奥村, 潤一郎 and 中山, 央}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {81歳女性.右人工肩関節(Solar 型)と右人工肘関節(Kudo 式)の間で上腕骨骨幹部骨折を発症し,複数回手術を要し,治療に難渋した症例の報告。初回手術は,受傷10日目に7穴LCPスモールプレートにスクリュー4本とドールマイルズケーブル3本を用いて固定,骨接合部に銀行骨を充填したが,術後5週より右肘関節近位部に疼痛出現し,X 線上,プレート遠位,TEA 上腕コンポーネントの近位端で新たな骨折が発生した。同時期に発症した胸水貯留,呼吸困難,心房細動などの内科合併症のためCCU に搬入され,約7週間の循環器科管理を要した。全身状態の改善を待って,初回手術後14週に偽関節手術を施行した。7穴ナローLCP プレートにスクリュー4本とドールマイルズケーブル3本を用い腸骨骨移植を追加した。術後10週頃から骨接合部の安定性が得られた。橈骨神経麻痺による母指以外の機能障害が残存したため,PT→ECRB,FCU→EDC の腱移行術を追加した。術後1年で右上肢機能は受傷前の状態に回復した。初回手術時に用いたプレートの長さが不十分であったため,新たな骨折を合併したと考えられる。}, pages = {37--41}, title = {治療に難渋した人工肩・肘関節周辺骨折の1例}, volume = {27}, year = {2011} }