@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00011968, author = {土田, 芳彦 and 村上, 裕子 and 辻, 英樹 and 名和, 正行 and 井畑, 朝紀 and 成田, 有子 and 田邉, 康 and 磯貝, 哲 and 倉田, 佳明 and 高橋, 信行 and 橋本, 功二 and 平山, 傑 and 新井, 学}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {転落外傷などによる踵骨骨折はときに軟部組織が破綻し,遷延する組織治癒が感染症を惹起し治療に難渋する。症例は27歳男性,自宅5階より転落し両側性踵骨開放骨折(Gustilo type B)を受傷した。両踵骨開放骨折は粉砕が著しく,踵骨足底側の皮膚は大きく剥脱していた.デブリドマンを施行すると両側とも死腔形成を伴った皮膚軟部組織欠損(右側で15×20 大,左側で5×10 大)が生じた。デブリドマン施行4日後に遊離筋肉移植術による再建術(右側は広背筋,左側は前鋸筋)を施行した。術後血行トラブルなく軟部組織は治癒した。術後5週間で両下肢グラフィン装具にて平行棒歩行を開始し,術後3ヵ月で装具なく独歩が可能となり,以後1年の経過にて足底部軟部組織に破綻を認めていない。重度の踵骨開放骨折に対する早期遊離組織移植術は,健常な軟部組織被覆を可能にし重篤な合併症である骨髄炎を回避する。}, pages = {10--14}, title = {両側踵骨開放骨折(GustiloⅢB)に対する皮弁形成術の1例}, volume = {27}, year = {2011} }