@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00011933, author = {新井, 学 and 土田, 芳彦 and 村上, 裕子 and 田邊, 康 and 磯貝, 哲 and 辻, 英樹 and 倉田, 佳明 and 橋本, 功二 and 佐々木, 友基 and 井畑, 朝紀 and 谷平, 有子}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {第3/4腰椎脱臼骨折部に空腸が絞扼された1例を経験した。症例は59歳男性。伐採作業中に安全帯により側方に牽引され受傷。腰椎X 線画像で第3/4腰椎脱臼骨折を認めた。下肢の神経症状および腹部症状は認めなかったが腹部造影CT 検査で後腹膜を超えて椎体骨折部に入り込む腸管を認めた。第3/4腰椎脱臼骨折,椎体骨折部への腸管嵌頓の診断で,同日緊急開腹手術を施行した。骨折部に陥頓した腸管を解除し,部分切除,端端吻合にて再建した。引き続き腹臥位とし,腰椎脱臼整復固定術を施行した。術後1ヵ月で独歩可能となり,大きな後遺障害を残すことなく退院となった。本症例は過伸展力により椎体骨折が生じ,腸管が引き込まれるように陥頓したと推察される。現在まで6例の症例報告が存在する。全例が腹腔鏡による術中診断であり,5例は受傷3?13日目にイレウス症状により診断されていた。診断,治療が遷延することで敗血症を併発しやすいと指摘されている。本例では造影CT により容易に術前診断に至り,迅速に治療することができた。}, pages = {34--36}, title = {腰椎脱臼骨折に伴った腸管絞扼の1例}, volume = {26}, year = {2010} }