@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00010405, author = {中山, 央 and 佐々木, 勲 and 辻野, 淳 and 上金, 伸一 and 宮田, 康史 and 蔡, 栄浩}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {左大腿骨と左脛骨腓骨骨折後に脂肪塞栓症候群 Fat embolism syndrome(以下FES)を発症した1例を経験した.症例は19歳,男性,交通事故にて左大腿骨と左脛骨腓骨骨折を受傷した.受傷後約3時間で大腿と下腿の創外固定術を施行したが,手術終了時に呼吸状態の悪化と意識障害を認め,FES と診断した.その後第5病日には呼吸不全が消失し,意識状態も軽度改善したため,第10病日に大腿骨と脛骨の内固定術を施行した.術後はさらに意識状態の改善が促進され,第17病日には意識障害は消失した.しかしながら高次脳機能障害はその後もしばらく残存した.高次脳機能障害はウェクスラー成人知能検査(WAIS-R)を用いて経時的に評価を行った.第26病日では WAIS-R でのIQ は47と低かったが,その後徐々に改善し,第77病日にはIQ:79,受傷後8ヵ月ではIQ:89とほぼ回復した.FES における高次脳機能障害の経時的変化の評価として WAIS-R は有用であった}, pages = {23--27}, title = {下肢長管骨多発骨折に合併した脂肪塞栓症候群の1例}, volume = {23}, year = {2007} }