@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00010400, author = {中川, 宏士 and 菅原, 修 and 島崎, 俊司 and 高橋, 滋 and 妹尾, 一誠 and 上田, 泰久}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {骨盤不安定開放骨折で治療に苦慮した一例を経験したので報告する.症例は30歳男性で,AO分類C2の開放骨折で,直腸離断,精巣脱臼,尿道損傷を合併していた.即日,人工肛門,膀胱瘻を造設し,洗浄,骨盤創外固定を行った.後日,前弓,後弓を内固定する予定であったが骨盤腔内に感染があり治療が遷延したため,前弓の再建は困難となった.このため後弓のみ内固定し,前弓は転位が残存したまま加療した.現在,前弓の転位は残存したままであるが疼痛自制内で独歩可能である.骨盤骨折で,前弓に高度な転位を残したまま加療された報告例はほとんどない.本症例は骨盤の安定性に重要な後弓の再建は行っているものの,今後も注意深く経過観察が必要と思われる}, pages = {10--12}, title = {治療に苦慮した骨盤開放骨折の一例}, volume = {23}, year = {2007} }