@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00010379, author = {畑中, 渉}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {症例は14歳,男児.サッカー中,相手選手の足部に打撲し受傷した.単純X線像上,末節骨は背側に脱臼し,種子骨とともに基節骨上に転位していた.母趾 IP 関節背側脱臼の診断にて,成書に従い長軸方向に牽引後に IP 関節を屈曲させ,整復を試みたが,種子骨が整復障害因子となって,整復されなかった.次に,IP 関節を過伸展させて,骨頭に押し付けながら屈曲すると,整復位が得られた.母趾 IP 関節の背側脱臼に伴い,種子骨が関節内に嵌入した症例は,種子骨が整復障害因子となり,徒手整復が困難で,観血的整復が必要とされている.今回の症例では,種子骨と掌側板の関係での整復障害が似ている母指のロッキングの整復方法にならい,過伸展後に長軸牽引せず骨頭に押し付けながらロックされている掌側板を元に戻すように屈曲することで,整復が得られたため,観血的整復を試みる前に施行すべき方法と推奨する}, pages = {63--65}, title = {種子骨嵌入を伴った母趾IP関節背側脱臼の1例}, volume = {22}, year = {2006} }