@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00010321, author = {高畑, 智嗣}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {骨粗鬆症が高度の高齢者の大腿骨骨幹部骨折を,エンダー釘の尾部をネジ止めする方法で治療した.症例は6例で,すべて女性であった.年齢は54歳の1例を除くと83?93歳(平均88歳)であった.5例は移動介助や体位交換などの軽微な外力で受傷した.手術時間は40?78分(平均58分)であった.使用したエンダー釘の本数は2本が2例,3本が4例であった.癌転移例に術前輸血した以外は輸血を要しなかった.癌転移例と横骨折例を除いた4例すべてで,術後に骨折部が短縮した.その結果3例でエンダー釘近位端が穿孔突出したが,骨頭穿孔はなかった.2例でエンダー釘尾部が1cm 程度 distal migration したが,スクリューのカットアウトや折損は発生しなかった.癌による早期死亡の1例を除いて大きなトラブルなく骨癒合が得られ,元の生活に戻った.エンダー釘の尾部をネジ止めする方法は,高齢者の大腿骨骨幹部骨折に適した手術法である}, pages = {36--40}, title = {高齢者の大腿骨骨幹部骨折に対する小侵襲手術}, volume = {21}, year = {2005} }