@article{oai:sapmed.repo.nii.ac.jp:00010273, author = {土田, 芳彦 and 前川, 邦彦 and 齋藤, 丈太}, journal = {北海道整形外科外傷研究会会誌 = The Journal of Hokkaido Orthopaedic Traumatology Association}, month = {Mar}, note = {四肢が長時間圧迫を受けるか窮屈な肢位を強いられたことを契機として発症する筋挫滅症候群の1例を報告する.症例は51歳,男性,既往歴にアルコール依存症あり.発症前夜に不自然な体位で就寝したことを契機として左下腿部の筋挫滅症候群を発症した.当初,左下腿部痛と腫脹を主訴に近医整形外科受診し,コンパートメント症候群の診断にて減張切開術を受けた.以後疼痛は軽減したものの,褐色尿から乏尿となり腎機能低下を認め,さらにCK異常高値を呈したため,当救命救急センターへ転院となった.転院後は補液強制利尿に続いて持続的血液透析ろ過を導入した.第27病日で血液透析を離脱し,発症後2ヵ月で独歩退院となった.筋挫滅症候群は筋肉内貯留のK,乳酸,ミオグロビンなど有毒物質が循環系に流入し,高K血症,代謝性アシドーシス,腎不全などの全身障害を引き起こす.同疾患を念頭におき,速やかなICU管理がなされなければならない.}, pages = {16--19}, title = {臥床により発生した筋挫滅症候群の1症例}, volume = {19}, year = {2003} }