新築住宅における室内空気中の化学物質濃度

立野 英嗣; 恵花 孝昭; 山本 優; 小塚 信一郎; 藤田 晃三; 畠山 亜希子; 浦嶋 幸雄; 向原 紀彦

新築住宅における室内空気中の化学物質濃度利用統計を見る

File / Name	License
n091702942864.pdf
n091702942864.pdf (927.82KB) [ 24 downloads ]

アイテムタイプ	学術雑誌論文 / Journal Article
言語	その他の言語
著者	立野英嗣恵花孝昭山本優小塚信一郎藤田晃三畠山亜希子浦嶋幸雄向原紀彦
抄録	当所では保健所と共同で,平成10年度から市内の一般住宅における室内空気中に含まれる各種化学物質濃度の調査を行っている。平成11年度も揮発性有機化合物(VOC)41物質及びアルデヒド類16物質について調査を行った。この調査結果のうち,新築住宅におけるこれらの物質濃度について検討したところ,ガスクロマトグラフ−質量分析装置で測定したVOCとしてトルエン,キシレン, p-ジクロロベンゼン, エチルベンゼン,メチルエチルケトン,酢酸エチル,リモネン,ウンデカン,デカナールなどが最大値で100μg/m3以上出され,その総量は33.3〜1358.1μg/m3の範囲であった。厚生労働省が指針値を定めている物質では,トルエンが4施設,p-ジクロロベンゼンが2施設で指針値を超えていた。一方,高速液体クロマトグラフで測定した低級アルデヒド類としては,ホルムアルデヒドのほかアセトアルデヒド,ブチルアルデヒド,ヘキスアルデヒド,アセトンなどが最大値で100μg/m3以上検出された。このうち,ホルムアルデヒドはすべての調査対象施設から検出され,その濃度は24.1〜191.1μg/m3の範囲であり,厚生労働省が定めている指針値を超えたのは2施設であった。さらに低級アルデヒド類の総量は86.7〜1153.0μg/m3の範囲であった。
雑誌名	札幌市衛生研究所年報 = Annual Report of Sapporo City Institute of Public Health
巻	28
ページ	64 - 72
発行年	2001
ISSN	0917-0294
著者版フラグ	publisher
その他のタイトル	Concentrations of Chemical Substances in Room Air at Newly Built House
出版者	札幌市衛生研究所

WEKO

Language

インデックスツリー

新築住宅における室内空気中の化学物質濃度利用統計を見る

WEKO

Language

インデックスツリー

新築住宅における室内空気中の化学物質濃度 利用統計を見る

新築住宅における室内空気中の化学物質濃度利用統計を見る